【AD続々編】「AD2ヶ月」の物件が増えてきた理由と、気をつけたい落とし穴
こんにちは。管理会社グリュックの山田です。
このところ、「AD(広告料)1ヶ月」ではなく、
「AD2ヶ月」で募集している物件が目に見えて増えてきました。
今回はその背景と、実際にAD2ヶ月の募集をかける時の注意点を、
管理会社としての視点、そして私自身の実感も交えてお話しします。
なぜ今、AD2ヶ月が増えているのか?
主に次のような理由が考えられます。
① 周辺との競争が激化
エリアによっては、似たような物件が大量に出ていて、営業マンも「どれを紹介するか」悩みます。
そこでADを2ヶ月に設定して、紹介の優先度を上げてもらう狙いがあります。
② 物件の立地や築年数がネック
・駅から遠い
・築年数が古い
・特徴が少ない
こうした“選ばれにくい物件”では、AD2ヶ月でようやく比較対象に並ぶ感覚です。
③ 新築で一気に満室を目指すとき
これは私の実感でもありますが、新築物件で「一気に満室にしたい」場合、短期勝負としてAD2ヶ月をつけることがあります。
広告費を一時的にかけて、収益化のスピードを重視するやり方です。
ただし…AD2ヶ月=厳しい物件?という印象も
正直に申し上げて、私自身の実感として、
「AD2ヶ月がついている物件は、なかなか厳しいな…」と感じることも少なくありません。
たとえば、
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家賃が相場より明らかに高い
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設備や内装が古い
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写真や図面が不十分
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清掃が行き届いていない
- かなり狭いワンルーム
こうした状態のままADだけ増やしても、営業マンは**「紹介したくても紹介できない」**と判断してしまいます。
つまり、ADが何ヶ月であろうと、物件そのものの“土台”が整っていなければ意味がないのです。
管理会社としてのスタンス
グリュックでは、ADを無条件に勧めることはしません。
むしろ、「ADの前にやるべきことがある」物件には、
率直にお伝えします。
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募集資料を整える
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写真の見せ方を変える
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清掃・修繕のポイントを押さえる
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家賃設定の見直しを一緒に考える
そのうえで、**「この物件はAD2ヶ月でも勝負すべき」「これは1ヶ月で十分」**という判断をご提案しています。
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