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台風が通り過ぎて早3日経ちますが、いまだに各地の被害情報に目を覆いたくなるような毎日が続きます。

被害にあわれた方におかれましては

心よりお見舞い申し上げます。

 

グリュックの位置する田園調布2丁目は幸いなことに、

氾濫した多摩川よりも高台にあるため、

ほとんど被害がありませんでした。

 

ありがたいことに、

今回の台風は前回の時より風が少なく、

店先のシャッターを下ろすだけの対策で事なきを得ました。

本当に感謝すべきことだと痛感しております。

 

私は以前、田園調布4丁目の多摩川河川敷すぐそばに住んでいたことがあります。

今回、浸水の被害があったエリア付近です。

お世話になったエリア、お世話になった大家さんのご家族のお家も心配だったので

翌日様子を見に行ってみました。。。

 

幸いなことに以前に住んでいたところは地面から少し敷地が高く作られていたので、(大家さんのご家族のお家も)

ニュースで流れているような光景にはなっていなかったことに安心しつつも、目の前にある多摩川グランドには

普段ではありえないような大きな水たまりが多数。

 

グランドというより、むしろ水田のような状態でした。

野球用のネットには多くの木の枝がぶら下がり、どこまで水位が上がってきていたか一目瞭然。

大きな木ですら枝がたくさん折れていました。

 

5丁目付近に伺うと、ご近所の方と一緒に泥水部分を洗っている、家財を運び出している光景が目に入りました。

二子玉川付近まで行くと車が運び出されていたり、

まだ道路に泥水の水たまりが残っていたりするようなエリアもありました。。

 

未だにタワーマンションが停電や節水を強いられている

武蔵小杉へも行ってみましたが、

駅付近では水のかき出し作業は午後2時ごろでもまだ行われており、

道路側に植えられている植木の真ん中ほどまで、泥水が浸かったような痕跡が見えておりました。

 

武蔵小杉や二子玉川も

この田園調布エリアに住んでいると

生活圏内に入る方が多いと思います。

目と鼻の先の距離で、こんなにも被害が起きてしまうとは。。。

 

思ったよりも早く水が来た。とおっしゃっている被害者の方もいらっしゃいましたので

本当に常日頃からの準備は大事です。

 

川辺のお家というのは普段はとてもいい環境だと思いますので、

今回のことで、絶対に高台の家に住む！という形に極端にならなくてもいいかと思いますが、

川辺に住みたい。という希望の方や

すでにお家をお持ちの方は今一度、

水害に対する対策を十二分にされてください。。。

 

都市は違いますが、平塚市の浸水対策が色々なバリエーションがあって

勉強になるなぁと思ったので、リンクを張っておきます。
http://www.city.hiratsuka.kanagaa.jp/bosai/page-c_02782.html

 

ここ、田園調布エリアは

多摩川とは切り離せない環境です。

台風、地震などの天災はどうして避けることのできません。

 

もしもの時の避難場所の確認

防災グッズや緊急時の食糧や小さいお子さんがいる場合、

要介護者がいる場合の動線の確認など

できることから始めましょう！

 

大田区の避難場所一覧　(大田区HPより)

障害を持たれているお子さんをお持ちの方の緊急マニュアル　(国立国際医療研究センター国府台病院HPより)

長くなってしまいましたが、

再度、今回の被害に遭われました方々へ

心よりお祈り申し上げます。

 

 

2019年10月15日　グリュック